東日本大震災でわれわれは多くのものを失いました。約2万人の尊い命、数十万人の貴重な財産とかけがえのない生活。福島の原発立地地域では居住選択の自由さえ奪われ、災禍は今もなお、日々拡大しています。

しかし、多くのものも得ることができました。被災者が示した忍耐強さと苦境に在っても他の人々を思いやる心に世界から称賛が寄せられ、日本人の規律ある行動やお互いの絆、連帯意識の強さを世界に再認識させることができました。

復興はまだ進んでいません。仕事をどうするか。住まいをどこにするか。今年一年が正念場です。東北は単にあの日に戻すだけではなく、高齢化、過疎化による諸課題を解決する先進地にしなくてはなりません。

あの日から一年が過ぎました。「もう一年」「まだ一年」思いは様々ですが、必ず東北を復興させること。そして、日本の再生につなげること。この思いで多くの皆さんが立ち上がっています。私もその一人として今後も積極的に発言し、行動してまいります。

2012年3月